「南京事件」の探究 : その実像をもとめて

北村稔 著

1937(昭和12)年12月、中国の南京に入城した日本軍は、以降3カ月にわたる軍事占領の間に、死者最大30万に及ぶ組織的大虐殺を行ったとして、戦後、軍事法廷で断罪された。この「南京事件」は、中国侵略の象徴として、六十余年を過ぎたいまも、日本に"反省"を迫る切り札となっている。他方で、虐殺はデッチあげ説、数万人説もあり、それぞれの「歴史認識」と相まって、激しい論争が続いている。本書は虐殺の有無を性急に論ずるのではなく、大虐殺があったという「認識」がどのように出現したかを、厳密な史料批判と「常識」による論理で跡づけた労作である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序論(「南京事件」とは何か
  • 「南京事件」の今日的問題性 ほか)
  • 第1部 国民党国際宣伝処と戦時対外戦略(マンチェスター・ガーディアン特派員Timperleyの謎
  • 国民党国際宣伝処の成立 ほか)
  • 第2部 「南京事件」判決の構造とその問題点(「南京事件」判決の成立
  • 戦時対外宣伝には登場しない南京での「大虐殺」報道 ほか)
  • 第3部 証拠史料をめぐる諸問題(日本語訳された英文資料
  • 英文資料作成の背景 ほか)
  • 第4部 「三十万人大虐殺説」の成立(死者の数量について
  • 『スマイス』報告の徹底的検証 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「南京事件」の探究 : その実像をもとめて
著作者等 北村 稔
書名ヨミ ナンキン ジケン ノ タンキュウ : ソノ ジツゾウ オ モトメテ
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2001.11
ページ数 197p
大きさ 18cm
ISBN 4166602071
NCID BA54433388
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20222258
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想