隠遁の思想

佐藤正英 著

かつて、隠遁とは世俗世界を離脱して辺境に赴くことであった。そして、その背後にはもう一つの世界の存立が予感されていた。原郷世界である。原郷世界とは、人びとが本来そこに在るべきはずの世界であり、自己の生の究極の拠り所とは何かの問いに対する答えてして存立した。隠遁とはまさに、その原郷世界を目指すことに他ならなかったのだ。西行の隠遁を中心に考察される本書は、原郷を失って久しい現代人に、そこに近接する通路を示す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 なぜ隠遁か-夏目漱石『行人』をてがかりとして
  • 第1章 世俗世界からの離脱
  • 第2章 辺境への往還
  • 第3章 原郷世界の夢想

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 隠遁の思想
著作者等 佐藤 正英
書名ヨミ イントン ノ シソウ
書名別名 Inton no shiso
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2001.11
ページ数 297p
大きさ 15cm
ISBN 4480086730
NCID BA54310730
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全国書誌番号
20229957
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言語 日本語
出版国 日本
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