歴史と科学 : 日本史を歩く

西尾幹二 著

科学は現代人にとって神となった。16、17世紀以来の自然の「数学化」は一つの仮説にすぎないのに、事物から色や匂いや味や固さや音をはぎ取り、私たちの日常の暮しの世界を無視するかのごとく、独り歩きし、今や「死物世界」として地球を覆い尽くした。そこには人々の豊かな感情も時間も存在しない。人間が生きた確かな足跡ともいうべき「歴史」は抹殺された。本書は、近年の遺伝子学全盛の古代研究への疑問等を題材に、西洋近代精神の中核を占める科学と真正面から対峙し、人間存在の本質と意味を問う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 歴史と自然(日本文化の背後にある縄文文化
  • 原理主義を欠く原理を持つ日本人
  • 森の生態系の中で熟成した自然観 ほか)
  • 第2章 歴史と科学(科学と「人間的あいまいさ」の関係
  • 自然科学は現代人の神である
  • 科学は発展したが「真理」からは遠ざかった ほか)
  • 第3章 古代史のあつかい方への疑問(砂漠の文化の基準で森の文化は測れない
  • 歴史学は科学に偏りすぎてはいけない
  • 「二重構造モデル」の重大な過誤 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 歴史と科学 : 日本史を歩く
著作者等 西尾 幹二
書名ヨミ レキシ ト カガク : ニホンシ オ アルク
シリーズ名 PHP新書
出版元 PHP研究所
刊行年月 2001.10
ページ数 214p
大きさ 18cm
ISBN 4569618081
NCID BA53926018
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全国書誌番号
20208402
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言語 日本語
出版国 日本
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