本書は、「機械工学とはどのようなものか」を読み物としてまとめた本である。機械を作るにはどのような技術が必要で、そして、そこにはどのような知恵が詰まっているのかがわかるよう、一話一話読みきりの問答形式でおもしろく読めるよう工夫。また、難解な計算式やその展開をあえて省略し、替わりにその技術の歴史や、身近な話題、それに実際のモノづくり現場のエピソードを混じえて、広範に渡る機械の分野をなるべくそのアウトラインがわかるよう作成。工業高等学校、工業高等専門学校、大学の機械工学科、あるいは実際の企業などで初めて機械工学を学ぶ人にとって、さらには教養もしくは実務書として専門外の技術者や一般の方々にとっても最良の1冊。
「BOOKデータベース」より