荒木不二洋 著
本書では、量子論の概念構成と、それを裏うちする数学的構造からやさしく説き起こして、相対論的対称性など量子場のもつべき少数の基本的性質を一般的に定式化し、そこから粒子像や散乱現象の特徴、スピンと統計の関係など豊富な物理的帰結が引き出せることを示す。岩波講座としての第2次刊行に際して第7章を加え、量子場の数学的構造の具体例として2次元カイラル共形場と作用素環の包含との相互関係をとりあげ、最近の発展を紹介した。
「BOOKデータベース」より
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