菅江真澄みちのく漂流

簾内敬司 著

漂泊者真澄の日記・地誌は、帰還の地をもつ者の旅の記録ではなかった。マタギの生態と鉱山労働、山岳信仰と海神八百比丘尼の伝承、十三湊を拠点とする安東水軍と蝦夷の一族の物語。北のトポスに折り畳まれた生と死の痕跡を、真澄の旅をとおし、著者自らの肉体に沈められた記憶としてたどる、もうひとつの道の奥。天明・天保飢饉の余燼のくすぶる真澄の東北と、現代の風景は異なっているだろうか。「辺境」から見た、日本近代の意味とは何か。江戸末期と二〇世紀末と、二百年を隔てた転換期の東北北部-菅江真澄の足跡を追い、その眼差しと重ねつつ、北の飢餓回廊とその固有の日と夜を描く、現代の東北風土記。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 真澄漂泊
  • 第1章 黄金のみちのく
  • 第2章 神々の末裔たちの大阿仁部
  • 第3章 椿の海の神々の行方
  • 第4章 海の城
  • 第5章 森の道の神々の渇き
  • 第6章 黒い瞳のなかの吹雪
  • 第7章 鄙の市
  • 第8章 賽の河原の風ぐるま
  • 第9章 燃えるゴミの日
  • 第10章 帰らざる故郷

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 菅江真澄みちのく漂流
著作者等 簾内 敬司
菅江 真澄
書名ヨミ スガエ マスミ ミチノク ヒョウリュウ
書名別名 Sugae masumi michinoku hyoryu
出版元 岩波書店
刊行年月 2001.1
ページ数 226p
大きさ 20cm
ISBN 4000010697
NCID BA50679400
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全国書誌番号
20153401
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言語 日本語
出版国 日本
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