山本周次 著
ルソーは思想史における一つの謎である。その思想と生涯そのものが、近代的個の孕む可能性と危うさを表現しており、常に毀誉褒貶に晒されてきた。さらに疎外論、精神分析、カント主義から最近の共和主義に至る様々な意匠による解釈は、ルソー像をより複雑なものにしている。本書は、テキストの綿密な読解により、ルソーの統一性と多義性とを明らかにする。
「BOOKデータベース」より
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