電子相関

山田耕作 著

金属中の電子はCoulomb相互作用のため、互いに避けあって運動する。このように、電子が互いに相関をもって運動することを電子相関と呼んでいる。一般に、相関の強い金属電子の正常状態はLandauのFermi液体論によって記述できる。このFermi液体論はLuttingerらによって微視的に基礎付けられ、最近の磁性希薄合金・重い電子系、銅酸化物高温超伝導体・有機導体、絶縁相に近い金属などの研究を通じて具体化され、豊かな物理的内容をもつことが明らかにされてきた。本書ではバンド計算のような1体近似では見られない金属電子の多体効果を紹介する。岩波講座としての第2次刊行に際して補章を設け、相関の強い系の超伝導に対する基本的な考え方を提示した。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 Fermi気体
  • 2 Fermi液体論
  • 3 Andersonの直交定理
  • 4 s‐dハミルトニアンと近藤効果
  • 5 Andersonハミルトニアン
  • 6 Hubbardハミルトニアン
  • 7 相関の強い電子系のFermi液体論
  • 補章 相関の強い電子系における最近の進歩

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 電子相関
著作者等 山田 耕作
書名ヨミ デンシ ソウカン
書名別名 Denshi sokan
シリーズ名 現代物理学叢書
出版元 岩波書店
刊行年月 2000.11
ページ数 216p
大きさ 22cm
ISBN 4000067494
NCID BA49435872
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全国書誌番号
20136286
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言語 日本語
出版国 日本
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