時代劇映画の思想 : ノスタルジーのゆくえ

筒井清忠 著

松之助映画に始まり、『丹下左膳』『次郎長三国志』『大菩薩峠』など、数々のヒット作を生んだ時代劇。なぜ人々はあれほど熱狂したのか。かつて大衆は時代劇の中に、都市化・産業化のプロセスで自らが失いつつある生活様式やモラルを見た。著者はこうした時代劇の特質を「ノスタルジー装置」と名づける。本書では、時代劇の衰退と共にそれが機能しなくなったことで、日本人が何を失ったかを明らかにしていく。戦前・戦後の膨大な作品群の綿密な考察を通して、時代劇文化の真髄に迫った一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 戦前の時代劇映画史(時代劇の誕生
  • 昭和前期時代劇の諸相-「反逆」から「国策」まで)
  • 第2章 戦後の時代劇映画史(東宝時代劇と黒沢明
  • 新東宝時代劇と「幽玄美」の空間
  • 日活と松竹の時代劇
  • 大映時代劇の世界性
  • 東映時代劇とスターシステム)
  • 第3章 幕末維新映画の思想(非命の倒幕派と「権力悪」-倒幕派映画の系譜
  • 「反抗」と「敗北」の群像-佐幕派映画の系譜)
  • 第4章 時代劇ジャンル論(時代劇の諸ジャンルと大衆意識の諸相
  • 時代劇映画とは何か)
  • エピローグ 時代劇映画の危機

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 時代劇映画の思想 : ノスタルジーのゆくえ
著作者等 筒井 清忠
書名ヨミ ジダイゲキ エイガ ノ シソウ : ノスタルジー ノ ユクエ
シリーズ名 PHP新書
出版元 PHP研究所
刊行年月 2000.11
ページ数 180p
大きさ 18cm
ISBN 4569613381
NCID BA49221041
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全国書誌番号
20122113
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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