ヴェロニック・ルスウール 著 ; 佐藤潔 訳
本書の特色は、著者が中立的な立場を貫き、医療過誤の実態を客観的に描出している点にある。被害者や家族、あるいは支援団体側の言い分に偏ることなく、もう一方の当事者である病院・医師側の証言も取り上げている。この分野における問題解決の糸口が個々の医師を始めとする医学界のモラルの向上だけに止まらず、医療被害者の社会的救済を目的とした補償制度を確立することにある、と著者は考えている。
「BOOKデータベース」より
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