本書では、知的財産法の問題がいかに読者の身近にあることなのかという現実からアプローチして、法制度の発展経過や知的財産権の意義、種類、そして法的性質といった知的財産法の総論を概観している。各論では、特許法、実用新案法、意匠法、商標法、不正競争防止法にわたる工業所有権法で、手続的な側面も重視して記述。著作権、コンピュータ・プログラムやデータベース、半導体レイアウトの保護、マルチメディアの問題、国際取引と知的財産の関係と知的財産法の国際的ハーモナイゼーションを取り扱っている。
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