吉本隆明 著 ; 田近伸和 聞き手
「正義」の裏のウソをえぐる。この本をお読みになった読者の方々はご納得いただけると思うが、吉本さんの語り口はあくまで平易である。平易であるが、重層的であり、深みがある。私は、そこに、いわゆる知識人に対する批判の意も込めて、「知」を追究しつつ、「知を殺す」という難しい思想的課題を負った思想家が、長い年月をかけて出した一つの回答を見る思いがする。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ