本シリーズでは、頻度の高い幽門側胃亜全摘出術を受ける患者の看護を中心に記述しながら、噴門側手術の場合や、食道あるいは大腸手術、腹腔鏡下手術、開胸手術の場合などと比較検討して知識を広げていけるように構成しています。全身麻酔と硬膜外麻酔下で手術を受ける患者の看護を中心に学びながら、脊椎麻酔の場合との違いが理解できるように構成しました。特に、「手術を受ける患者と家族の心理を理解するための看護の要点」、「手術療法の理解と看護実践に必要な解剖・生理学の知識」、「術後合併症予防のための看護技術と指導」に力点をおいています。
「BOOKデータベース」より