矢島文夫 著
十二宮占星術の起源はギリシャ・ローマからさらにオリエントにまでさかのぼる。エジプトやメソポタミアの神話は天体神を尊崇の対象とし、特定の星の出入りから暦を作り上げ、吉凶を読み取り、各月に意味を与えた。紀元前2世紀のバビロニアでは、すでに49の星座と1080の星が楔形文字で記され、占星術師は時の王朝に仕え重んじられた。本書では、神話や資料をたどり古代人の星辰信仰と宇宙観を探り、そこから成立した占星術的思考が、中世ヨーロッパにおいてどのように展開していったかを論じる。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ