多賀城の創建・改修問題を解く唯一の資料・多賀城碑の総合研究。『おくのほそ道』に「壷の碑」と記された多賀城碑は江戸時代の文人たちが大きな関心を示したのに対し、明治以降は一貫して偽作と信じられてきたが、本書において真碑であるとの結論をえ、1998年には晴れて国の重要文化財に指定された。碑地下部分の調査を追録。
「BOOKデータベース」より
『おくのほそ道』に「壷の碑」と記された多賀城碑は江戸時代の文人たちが大きな関心を示したのに対し、明治以降は一貫して偽作と信じられてきたが、ここ10年にわたる研究の結果、ついに真碑であるとの結論を得るに至った。芭蕉が感涙にむせんだ多賀城碑(宮城県多賀城市)の総合的研究。
「BOOKデータベース」より