神保実 著
混雑した電車にお客が乗ってくる。ところが、ある駅で大量のお客を一挙に乗せようとしたらどうなるだろう。おそらく電車の中はパニック状態になるに違いない。…これがクモ膜下出血時の脳である。脳腫瘍とは、反対に各駅でお客を乗せるようなものだ。少しずつ腫瘍が大きくなるので、ほどほどの症状しか出にくく、気づきにくい。ベテラン脳外科医ならではのユニークなたとえ話を駆使して、働き盛りに多い脳血管障害が起こるメカニズムや、脳の基本的なはたらきを日常生活に役立つように解説する。
「BOOKデータベース」より
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