研究開発活動の効率化・活性化を図り、より優れた研究成果を上げるためには、厳正な評価を実施し研究開発活動の適切さを判断するとともに、評価の結果を適切に研究資金等の研究開発資源の配分に反映することが必要である。こうした研究開発評価を実施する上でのガイドラインとして、平成9年8月に「国の研究開発全般に共通する評価の実施方法の在り方についての大綱的指針」が内閣総理大臣決定された。そして、これを踏まえ関係省庁において研究開発評価への本格的な取組が開始された。本書は、大綱的指針に示されている研究開発についての国のアカウンタビリティを果たすための一環として、指針策定から平成10年8月末までに実施された研究開発評価を取りまとめたものである。
「BOOKデータベース」より