一次愛と精神分析技法

マイケル・バリント 著 ; 森茂起, 枡矢和子, 中井久夫 共訳

ブダペストに生まれ育った本書の著者バリントは、その地に依拠しつつ、若き日に理論色の濃いベルリンの雰囲気に触れ、ナチスドイツを逃れてロンドンに亡命して、後半生を送った。恩師フェレンツィの考えと実践を継承・発展しながら、各都市の学派の「セクト主義」を排して活動してきた著者は、その対象関係論をはじめとして、フロイト以後の世代の最も重要な精神分析医になった。本書はその生涯の活動を刻印した主著であり「自我の初期発達段階、一次対象愛」「エロスとアフロディテ」「愛と憎しみについて」など欲動と対象関係をあつかった第1部と、「性格分析と新規蒔き直し」「精神分析治療の最終目標」「転移と逆転移」など技法の問題を論じた第2部、それに第3部・訓練の問題の全20章から成る。親と子、男と女、さらに同性の間で交感される愛と性と「やさしさ」について透徹した分析を加えたこの書を、専門家以外の読者にも提供したい。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 欲動と対象関係(生物発生基本原則と性心理とには平行性がある
  • 自我欲動のエロス成分についての二覚書
  • リビドーの前性器的編成の理論に対する批判的覚書 ほか)
  • 第2部 技法の問題(性格分析と新規蒔き直し
  • 感情転移について
  • 精神分析治療の最終目標 ほか)
  • 第3部 訓練の問題(精神分析家の訓練システムについて
  • 精神分析訓練と教育分析)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 一次愛と精神分析技法
著作者等 Balint, Michael
中井 久夫
枡矢 和子
森 茂起
バリント マイケル
書名ヨミ イチジ アイ ト セイシン ブンセキ ギホウ
書名別名 Die Urformen der Liebe und die Technik der Psychoanalyse

Primary love and psycho-analytic technique

Ichiji ai to seishin bunseki giho
出版元 みすず書房
刊行年月 1999.3
ページ数 368, 25p
大きさ 22cm
ISBN 4622041111
NCID BA40684867
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全国書誌番号
99071933
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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