少年の保護・教育と犯罪対策という本質的に矛盾しかねない二面性をもつ少年法を、少年審判実務に現に携わる裁判官・弁護士が、逐条的に解説した実務の有用な手引書。少年審判手続改革を求める声が高まるなかで、現在の実務の到達点を明らかにし、制度とその運用の実像を浮き彫りにする。

「BOOKデータベース」より