社会病理学と社会的現実

佐々木嬉代三 著

本書は、これまで長い期間にわたって著者が書き溜めてきたものを、選択・整理したものである。3部構成になっており、第1部は社会病理学上の諸理論を取り扱っている。第2部は社会学的現実分析で、いずれも社会学および社会病理学上の諸理論を前提にしつつ現代日本の問題=病理を分析すれば、どのような構図が浮かび上がるかを示している。第3部は、著者の知的関心を強く引きつけ、長期にわたる調査研究を必要としたテーマである。

「BOOKデータベース」より

博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 第1部 社会病理学の理論(社会学と社会問題
  • アノミー論と逸脱行為
  • ラベリング論の意義と限界
  • 社会病理学の復権
  • 現代の病と教育の課題
  • 社会病理学的実証研究と理論研究)
  • 第2部 現代の社会病理(現代日本の非行について-非行増大の意味するもの
  • 現代家族と非行問題
  • 現代社会と人間の問題
  • 現代の貧困と犯罪
  • 「豊かな社会」の犯罪
  • 家族崩壊の社会的背景)
  • 第3部 歴史社会学的考察(戦前日本の転向
  • 移住民問題を通してみた沖縄と日本)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • -目次- / p2
  • はじめに / p1
  • 第1部 社会病理学の理論
  • 第1章 社会学と社会問題 / p6
  • はじめに-社会学の性格 / p6
  • 「社会と個人」問題 / p8
  • 問題解決の方途 / p10
  • 社会問題の社会学的定義 / p12
  • おわりに-社会学と社会問題 / p15
  • 第2章 アノミー論と逸脱行為 / p20
  • デュルケムの理論 / p20
  • グレージヤの理論 / p24
  • マートンの理論 / p28
  • コーヘンの批判 / p31
  • ハイマンの批判 / p34
  • アノミーと逸脱行為 / p36
  • 第3章 ラベリング論の意義と限界 / p43
  • 問題提起-「価値自由の社会学」の否定 / p43
  • 逸脱者の創出と規則の制定過程 / p47
  • ラベリング論の意義と限界 / p53
  • 第4章 社会病理学の復権 / p62
  • 社会問題と社会病理 / p62
  • 社会病理学の課題 / p65
  • デュルケムの犯罪観 / p68
  • アメリカの社会問題論 / p71
  • 日常性の病理 / p73
  • 社会病理学の復権? / p78
  • 第5章 現代の病と教育の課題 / p82
  • 「悪」のドラマ化 / p82
  • 人格の「聖」性 / p88
  • 知の「病」 / p92
  • 優美の回復 / p95
  • 第6章 社会病理学的実証研究と理論研究 / p101
  • はじめに-知の柑対化 / p101
  • 調査と理論 / p103
  • 病理の「社会性」と「日常性」 / p106
  • おわりに-「語り得るもの」の限界? / p111
  • 第2部 現代の社会病理
  • 第7章 現代日本の非行について-非行増大の意味するもの- / p116
  • 問題提起-風俗としての非行 / p116
  • 統計の示すもの-遊びとしての非行 / p117
  • 監視のまなざし / p122
  • 歴史の皮肉 / p125
  • 甘えの構造 / p129
  • 非行において病めるもの / p135
  • 第8章 現代家族と非行問題 / p140
  • はじめに-問題提起 / p140
  • 非行とは何か / p143
  • 現代日本の非行 / p146
  • 現代日本の家族 / p150
  • 現代家族と非行 / p155
  • もう一つの非行-「豊かな社会」の裏側 / p159
  • 補足:その後の少年非行の動向について / p162
  • 第9章 現代社会と人間の問題 / p166
  • テーマとしての「社会と個人」 / p166
  • 聖なる個人と俗なる個人 / p174
  • 大衆の現在・個の現在 / p182
  • 結びにかえて-新しいヒューマニズムの希求 / p190
  • 第10章 現代の貧困と犯罪 / p195
  • はじめに-問題意識 / p195
  • アノミー論の転換-土台としての下層的現実 / p197
  • 例証-永山則夫の場合 / p200
  • ドラマの内面化 / p204
  • 貧困の意味するもの / p208
  • 第11章 「豊かな社会」の犯罪 / p212
  • はじめに-豊かさの影のなかで / p212
  • 欲望のアノミー / p214
  • 連帯なき孤立 / p218
  • 虚ろな子どもたち / p221
  • おわりに-想像力の回復 / p226
  • 第12章 家族崩壊の社会的背景 / p231
  • はじめに-問題提起 / p231
  • 家族の「運命」 / p232
  • 「運命」としての家族 / p234
  • 「運命」の破綻 / p237
  • 「解体」と「漂流」 / p240
  • 「浮遊」する子どもたち / p241
  • おわりに-リアリティのなかへ / p244
  • 第3部 歴史社会学的考察
  • 第13章 戦前日本の転向 / p248
  • 問題提起-転向以前 / p248
  • 転向概念をめぐって / p260
  • 転向の軌跡-内面過程を中心に / p264
  • 転向の軌跡-政策過程を中心に / p273
  • 結びにかえて-転向知識人の生き方 / p287
  • 第14章 移住民問題を通してみた沖縄と日本 / p294
  • はじめに-移住民前史 / p294
  • 移住民の時代-ハワイ編 / p300
  • 移住民の時代-メキシコ・カリフォルニア編 / p306
  • 結びにかえて-移住民の現在 / p313
  • あとがき / p325
  • 索引 / p329

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 社会病理学と社会的現実
著作者等 佐々木 嬉代三
書名ヨミ シャカイ ビョウリガク ト シャカイテキ ゲンジツ
書名別名 Shakai byorigaku to shakaiteki genjitsu
出版元 学文社
刊行年月 1998.9
ページ数 336p
大きさ 22cm
ISBN 4762008168
NCID BA38354655
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全国書誌番号
99036868
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言語 日本語
出版国 日本
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