芸術の哲学

渡邊二郎 著

文学作品や音楽・絵画は、なぜ私たちを魅了してやまないのだろうか?美の成立根拠を人間的主観の心の在り方のうちに求める、これまでの「近代主観主義的美学」では、芸術を十全に理解することはできない。生と世界内存在の真実が開示される場こそが芸術作品であり、その輝き(シャイネン)と現出(エルシャイネン)の結果が美(シェーン)となるのではないのか。アリストテレスの『詩学』から始めて、ニーチェ、ハイデッガー、ガダマーへと至る「存在論的美学」の太い系譜を辿り、また翻って、美を希求する人間の動機を探るべくフロイト、ユングを検討し、カント、ショーペンハウアーの芸術論、人間論、情念論を存在論をもって再評価する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 技術における虚構と真実
  • アリストテレスの『詩学』
  • ミメーシス、カタルシス、ハマルティア
  • ニーチェの『悲劇の誕生』
  • ディオニュソス的なものとソクラテス主義
  • ハイデッガーの芸術論
  • ガダマーの芸術論
  • フロイトの詩人論
  • ユングの詩人論
  • ショーペンハウアーの世界観
  • 芸術の慰めと苦悩の現実
  • カントの『判断力批判』

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 芸術の哲学
著作者等 渡辺 二郎
書名ヨミ ゲイジュツ ノ テツガク
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1998.6
ページ数 457, 13p
大きさ 15cm
ISBN 4480084266
NCID BA36619806
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全国書誌番号
99016721
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言語 日本語
出版国 日本
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