ニーチェ

ジル・ドゥルーズ 著 ; 湯浅博雄 訳

力の本質とは、他の諸力との関係、差異である。つまり力は、つねに内的な差異化を含み、自己同一性をかわして生成している。ニーチェの語る「"力"への意志」は、主体が"力"を欲していることではない。ディオニュソス、シャラトゥストラの形象が示唆するとおり、"力"がより強くなるように、主体の定位が破れるまでに他との関係、差異化、多数化、純粋な生成を肯定することである。「永遠回帰」とは同一なものの再来ではない。純粋に生成するものはたえず自己同一性を欠くからこそ、多様に変容しつつ、回帰してやまない。ポスト構造主義の尖鋭なニーチェ像を提出した、画期的小論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 生涯
  • 哲学
  • ニーチェ的世界の主要登場人物辞典
  • ニーチェ選集

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ニーチェ
著作者等 Deleuze, Gilles
湯浅 博雄
ドゥルーズ ジル
書名ヨミ ニーチェ
書名別名 Nietzsche. (4th ed.)

Niche
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1998.5
ページ数 238p
大きさ 15cm
ISBN 4480084215
NCID BA36017858
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全国書誌番号
99013259
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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