ピーター・ミルワード [著] ; 中山理 訳
日本人にとってシェイクスピアの魅力とはなにか。『ロミオとジュリエット』と近松の『曽根崎心中』、『ハムレット』と漱石の『こころ』などを比較検討し、イギリスと日本双方の心と次元がシェイクスピアにもあることに気づく。恋人たちの自殺や恋愛物語における女性観に日本的な色合いを発見して、共感をいだくのである。「万人の心を持つ」シェイクスピアの、言葉の魔術と魅力をさぐる文庫オリジナル。
「BOOKデータベース」より
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