日記の家 : 中世国家の記録組織

松薗斉 著

日本史の基幹史料である日記は、いかなる社会の中で記録され機能したのか。日記の書継ぎを家職とした「日記の家」の存在と官司の記録組織を明らかにするとともに、古代中世国家の認識に新たな視点と課題を提示する。

「BOOKデータベース」より

博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 序論 「日記の家」研究の意義
  • 第1部 「日記の家」の成立と構造(「日記の家」の概念化
  • 貴族社会と家記 ほか)
  • 第2部 「日記の家」の展開(天皇家
  • 持明院統天皇の分裂 ほか)
  • 第3部 中世国家の記録組織(外記局の変質と外記日記
  • 中世の外記)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • 序論 「日記の家」研究の意義 / p1
  • 第一部 「日記の家」の成立と構造
  • 第一章 「日記の家」の概念化 / p8
  • 第一節 史料に見える「日記の家」 / p8
  • 第二節 「日記の家」藤原顕実と家記 / p12
  • 第三節 非「日記の家」藤原敦光 / p20
  • 第二章 貴族社会と家記-「日記の家」間接史料の検計- / p27
  • 第一節 藤原頼長の入内日記収集 / p27
  • 第二節 安元の大火と「富文書家」 / p33
  • 第三章 家記の構造 / p40
  • 第一節 家記の総体的把握 / p40
  • 第二節 家記の分類 / p56
  • 第三節 日記と奉公 / p59
  • 第四節 桓武平氏(高棟流)の場合 / p68
  • 第四章 藤原宗忠の家記形成 / p80
  • はじめに / p80
  • 第一節 藤原宗忠の家記形成 / p82
  • (一)第一期-修行期- / p83
  • (二)第二期-形成期- / p84
  • (三)第三期-安定期- / p92
  • 第二節 宗忠の日記の位置 / p94
  • 第五章 記録譲状の発生 / p108
  • 第一節 日記・記録のみえる譲状 / p109
  • 第二節 記録譲状作成の背景 / p121
  • 第二部 「日記の家」の展開
  • 第六章 天皇家 / p136
  • はじめに / p136
  • 第一節 「日記の家」化の開始 / p140
  • (一)二代御記 / p140
  • (二)「日記の家」化の始動-第二期の天皇と日記- / p141
  • 第二節 「日記の家」化の進展-「治天の君」と日記(一)- / p143
  • (一)白河院の儀式書編纂 / p143
  • (二)「後二代御記」 / p146
  • 第三節 「日記の家」支配-「治天の君」と日記(二)- / p148
  • (一)白河院の場合 / p148
  • (二)鳥羽院の場合 / p149
  • (三)後白河院の場合 / p151
  • 第四節 「日記の家」の変質-第三期以降の「家」- / p155
  • (一)後鳥羽院と日記 / p155
  • (二)「日記の家」としての持明院統 / p157
  • (三)伏見院と諸家記 / p159
  • (四)後醍醐天皇と日記 / p161
  • おわりに / p163
  • 第七章 持明院統天皇の分裂 / p178
  • はじめに / p178
  • 第一節 南北朝期 / p179
  • (一)二つの「日記の家」-後光厳院流の場合- / p179
  • (二)二つの「日記の家」-崇光院流の場合- / p182
  • 第二節 室町期 / p186
  • (一)後花園天皇をめぐる文化戦争 / p186
  • (二)伏見宮家の成立 / p190
  • (三)『御湯殿上日記』の成立 / p193
  • おわりに / p196
  • 第八章 摂関家 / p202
  • はじめに / p202
  • 第一節 貴族と日記 / p203
  • 第二節 「日記の家」としての摂関家 / p206
  • 第三節 九条家の成立 / p210
  • おわりに-摂関家分裂の前提条件- / p212
  • 第九章 勧修寺流藤原氏 / p218
  • はじめに / p218
  • 第一節 家記 / p220
  • (一)勧修寺流藤原氏と日記 / p220
  • (二)記録譲状の分析 / p224
  • 第二節 「一門記」 / p230
  • (一)「一門記」の機能 / p230
  • (二)「院中事」と「一門記」システム / p232
  • (三)「一門記」の形成 / p237
  • 第三節「累代雑文書」 / p242
  • (一)経房と「累代雑文書」 / p242
  • (二)「累代雑文書」の性格 / p246
  • おわりに-「日記の家」としての勧修寺流藤原氏- / p249
  • 第三部 中世国家の記録組織
  • 第一〇章 外記局の変質と外記日記 / p260
  • はじめに / p260
  • 第一節 記録組織としての外記局 / p262
  • (一)平安前期の国家と記録 / p262
  • (二)外記と先例引勘 / p265
  • 第二節 「局務」的大外記の発生 / p268
  • (一)『外記補任』の分析 / p268
  • (二)「局務」的大外記発生の背景 / p274
  • 第三節 外記日記と貴族社会 / p279
  • (一)王朝貴族と外記日記 / p279
  • (二)平安中期の外記の実態 / p282
  • 第四節 外記局の衰退と局務家の形成 / p284
  • (一)外記局の衰退-保管面- / p284
  • (二)外記日記の断絶と外記の「私記」 / p287
  • 小結 / p290
  • 第一一章 中世の外記-局務家の形成- / p301
  • はじめに / p301
  • 第一節 『外記補任』にみる中世の外記局 / p303
  • (一)外記局を構成する「氏」と「家」 / p303
  • (二)大外記の変遷 / p307
  • (三)権大外記の復活 / p314
  • 第二節 局務家の成立 / p316
  • (一)大外記と先例引勘 / p316
  • (二)局務文庫 / p318
  • (三)「日記の家」としての局務家 / p320
  • おわりに / p324
  • 終論 / p333
  • あとがき / p341
  • 索引 / p1

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 日記の家 : 中世国家の記録組織
著作者等 松薗 斉
書名ヨミ ニッキ ノ イエ : チュウセイ コッカ ノ キロク ソシキ
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1997.8
ページ数 345, 10p
大きさ 22cm
ISBN 4642027572
NCID BA31648873
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
98022165
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想