「ヒューマニズム」について

マルティン・ハイデッガー 著 ; 渡邊二郎 訳

『存在と時間』(1927年)において、世界内存在する人間の実存を深く掘り下げ、これを現象学的解釈学的に精緻に分析して、哲学界に深刻な衝撃を与えたハイデッガー。そのハイデッガーが、第二次世界大戦を挟む長い沈黙を破り、書簡体の形式で世に問うたのが、この「『ヒューマニズム』について」(1947年)だった。いわゆる人間中心主義の「ヒューマニズム」を批判しながら「存在の思索」を説くこの小さな本には、後期ハイデッガーの思想が凝縮した形で表明されている。「故郷喪失」の現代の「世界の運命」のなかで、私たちは存在の「開けた明るみ」の場のうちに「住む」ことを学び直さねばならない、と。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 凡例
  • 2 本文-「ヒューマニズム」についてパリのジャン・ボーフレに宛てた書簡(存在の思索の提起
  • ヒューマニズムに関する批判的考察の開始
  • 人間の本質の規定
  • 存在の人間への関わり
  • 故郷喪失の運命
  • ヒューマニズムの真の意味
  • 存在の思索を非人間的とする誤解の反駁
  • 論理学・価値・世界内存在・無神論・有神論に関する誤解の反駁
  • 存在論・倫理学を超えてエートスの思索へ
  • 存在論・倫理学を超えて存在の思索へ
  • 存在の否む働きと無
  • 存在の思索と言葉)
  • 3 訳注
  • 4 原文校訂注
  • 5 解説

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「ヒューマニズム」について
著作者等 Heidegger, Martin
渡辺 二郎
渡邊 二郎
ハイデッガー マルティン
書名ヨミ ヒューマニズム ニ ツイテ
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1997.6
ページ数 398p
大きさ 15cm
ISBN 4480083529
NCID BA31385526
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全国書誌番号
98024080
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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