恋の中国文明史

張競 著

もともと儒学では夫婦の和合は賛美されるが、未婚の男女交際は認められない。結婚も親の取決めによる。この風習は中原の漢民族文芸に影を落とし、長い間、中国には純粋な恋愛小説はなかった。が、度重なる異民族の支配により、「恋」を知った漢民族は、他民族の血と文化を自らに取り入れ、変容させ、新たな活力にしてきた。そしてやがて清代には恋愛小説の大作『紅楼夢』が登場し、人びとを魅了する…。中国史を漢民族の文化の変容の歴史としてとらえ、「恋」という側面からそれを浮き彫りにした意欲作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 文化を解く鍵-恋
  • 第1章 閨房内の恋-中原文明の象徴
  • 第2章 人神の恋-南方の歌垣から
  • 第3章 人怪の恋-北方民族の文化から
  • 第4章 美貌の胡姫たち-長安の宴
  • 第5章 略奪婚の衝撃-漢族文化への回帰
  • 第6章 モンゴル文化の陰影-男女共演の舞台
  • 第7章 明代の淫らな性-『金瓶梅』の秘密
  • 第8章 新しい恋-『紅楼夢』の謎
  • 終章 恋愛の発見-中国文化の近代

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 恋の中国文明史
著作者等 張 競
書名ヨミ コイ ノ チュウゴク ブンメイシ
書名別名 Koi no chugoku bunmeishi
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1997.4
ページ数 335p
大きさ 15cm
ISBN 4480083324
NCID BA30763719
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全国書誌番号
98006019
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言語 日本語
出版国 日本
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