久保田暁一 著
1964年(昭和39年)に『氷点』でデビューして以来、三浦綾子は病いに打ち勝ちつつ最近作の『銃口』(平成六)に至るまで多くの作品を書き続け、訴えてきた。その原動力は、神の愛と救いを証しようとする深い信仰心に根づいている。その信仰と文学上の歩みを、全作品に即して分析・検討するとともに、キリスト教と関わりのあった他の日本の作家-遠藤周作、椎名麟三、太宰治等とも対比してその信仰と文学の位相を明らかにした文芸論である。
「BOOKデータベース」より
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