世界という背理 : 小林秀雄と吉本隆明

竹田青嗣 著

小林秀雄と吉本隆明は、日本の批評において非常に象徴的な対立点に立つ二つの極である。両者の批評に共通しているのは、「文学」がどういうものであるかについての卓越した確信であって、それは現在の批評の世界では希有なものである…。現実世界への言語と思想の有効性を鋭く問い続けた小林秀雄と吉本隆明の苦闘の道程をたどり、時代の風化に耐えうる真の「思想」とは何かを考察した画期的論考。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 言葉の海へ
  • 2 「自己」という問い
  • 3 「美」と「信」をめぐって

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 世界という背理 : 小林秀雄と吉本隆明
著作者等 竹田 青嗣
書名ヨミ セカイ ト ユウ ハイリ
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1996.4
ページ数 246p
大きさ 15cm
ISBN 4061592254
NCID BN14151531
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全国書誌番号
96057894
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言語 日本語
出版国 日本
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