アユの話

宮地伝三郎 著

初夏の渓流に姿をあらわし、記紀の時代から日本人に愛されてきたアユ。川と海を往来する一年間の生活と行動様式や「友釣り」に利用された独特のなわばり制など、興味深い生態をつぎつぎに解き明かす。綿密な野外調査にもとづく研究に、環境保全や文化史の視点をも加え、身近な自然の営みを情感豊かに語る。日本の動物生態学に一線を画した名著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 アユ学入門-アユをなぜ問題にするのか
  • 2 "なわばり"の社会-アユの友釣り
  • 3 瀬と淵-川の環境とアユの生活
  • 4 アユの生活史-川と海とを往来する
  • 6 琵琶湖の"アユ苗"-石川千代松先生と生殖質連続説
  • 6 アユの動物経済学とアユをめぐる人間の経済学-アユの人口問題
  • 7 水産業のレベルを農業のレベルへ-アユの放流と養殖
  • 『アユの話』以後
  • アユの生活史-擬俳文
  • アユと『アユの話』と私

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アユの話
著作者等 宮地 伝三郎
書名ヨミ アユ ノ ハナシ
シリーズ名 同時代ライブラリー 192
出版元 岩波書店
刊行年月 1994.7
ページ数 308p
大きさ 16cm
ISBN 4002601927
NCID BN11055236
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全国書誌番号
94070275
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言語 日本語
出版国 日本
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