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幻想のディスクール : ロマン派以降のドイツ文学
荒木英行 他著
[目次]
- 第1章 歴史のなかの幻想(ティークの『友だち』-夢と幻想の視点から
- ホフマンの『石の心臓』-幻想とその現実化のメチエ
- 歴史記述と詩的想像力-アルニムの『王冠の守護者たち』をめぐって
- シュトルムの『白馬の騎手』-写実主義の幻想文学
- ゲオルク・ハイムのファンタジーについて-『狂人』を中心に)
- 第2章 幻想の語り(ハインリヒ・ハイネと幻想-『フィレンツェの夜』論
- ホーフマンスタールの『騎兵物語』における幻想と語り
- シュニッツラーの『予言』について
- ムージルの『黒つぐみ』について
- 思い出という魔窟-『マルテの手記』における時間化作用)
- 第3章 言語と幻想(ジャン・パウルの「歪んだ真珠」-言語の形象性・立体性と幻想的可能性について
- 書くことから物語ることへ-カフカの『観察』と『判決』
- ベンヤミンにおける「敷居」と幻想
- 変身の言語-カネッティの『眩暈』について)
- 第4章幻想の迷宮(幻想としての自伝-デュレンマットの『チベットの冬の戦争』を中心に
- ハンス・ヘニー・ヤーンの『鉛の夜』-迷宮と「物語」
- ノサックの『不可能な証拠調べ』について
- エンデの『はてしない物語』
- トーマス・マンのエロティックファンタジー)
「BOOKデータベース」より
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