物理学者ブルーノ・ロッシ自伝 : X線天文学のパイオニア

小田稔 訳

イタリアに生れ、フェルミと共に新興物理学のリーダー役を果たした著者は、若くして自然の秘密を実験で明かすことにあこがれ、宇宙線、高エネルギー物理学、地球周辺プラズマ空間、X線天文学のパイオニアとして活躍してきた。戦時中は亡命先の米国で原爆製造にかかわる。「実験によって自然が想像を絶する姿をかいま見せるとき最も興奮する」という実験家の真髄が語られる。付録で夫人が綴る著者の素顔は、本文に彩りを添える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 人生の夜明け-ベネチアへの愛着
  • 第1章 アルチェトリの丘-新しい物理学への船出
  • 第2章 放浪の旅-ファシズムに追われて
  • 第3章 黎明期の素粒子物理学-山上でのメソトロンの実験
  • 第4章 ロスアラモス-原子爆弾
  • 第5章 MIT-宇宙線研究への復帰
  • 第6章 宇宙科学-そしてX線天文学へ
  • ノラ夫人からひとこと-科学者の妻の体験記

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 物理学者ブルーノ・ロッシ自伝 : X線天文学のパイオニア
著作者等 Rossi, Bruno Benedetto
小田 稔
Rossi Bruno
ロッシ ブルーノ
書名ヨミ ブツリ ガクシャ ブルーノ ロッシ ジデン
書名別名 Moments in the life of a scientist
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1993.8
ページ数 239p
大きさ 18cm
ISBN 4121011457
NCID BN09530326
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全国書誌番号
93065456
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言語 日本語
出版国 日本
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