現代ソビエト文学の世界

江川卓 著

[目次]

  • ネクロローグ-まえがきに代えて / 9
  • 第一部 五〇年代ソビエト / 11
  • 1 「無葛藤」理論批判 / 13
  • 2 第二回ソビエト作家大会をめぐって / 22
  • 詩の問題をめぐって / 24
  • 映画の問題をめぐって / 36
  • 3 ソビエト作家は「死せる魂」か / 45
  • 4 ファジェーエフの死 / 56
  • 5 ヤセンスキー復権 / 65
  • 6 ソビエト文学への不安 / 79
  • 7 パステルナークの教訓 / 112
  • 8 党派性と作家の自由 / 128
  • 第二部 「雪どけ」以後 / 135
  • 「雪どけ」の実り / 137
  • 月と地球と心について
  • 完成された『開かれた処女地』
  • オリガ・ベルゴーリツの『真昼の星』
  • 復権作家たちの本
  • バーベリの顔
  • レオーノフの書いたシナリオ
  • スターリン時代への内省
  • カザケーヴィチ『青いノート』の意義
  • 流刑地帰りと情事
  • 『孤帆は白む』の続篇が書かれた
  • フェージンの新作『かがり火』
  • ソビエト知識人の第二次大戦観
  • エレンブルグと一九三〇年代
  • パステルナークは禁じられた詩人か
  • シーモノフの大長篇『兵士に生まれたるにあらず』
  • エレンブルグとパステルナークのスターリン観
  • ノーベル文学賞を受けたショーロホフ
  • 「新しい波」の台頭 / 191
  • 新世代の旗手-カザコフ
  • 新世代の旗手-テンドリャコフ
  • エフトゥシェンコ登場
  • 「第四の世代」の代表アクショーノフ
  • 集団ルポルタージユ『じかに見たアメリカ』
  • 「よい天気のもとでの自由な空気」
  • ソビエト文学における宗教意識と「恐怖」
  • エセーニンの娘が書いた大胆な「反逆小説」
  • 「芸術革命宣言」を主張するトゥルビン
  • アクショーノフの滋味溢れる短篇二つ
  • カザコフ『アダムとイヴ』の孤独
  • 若い世代は主張する
  • ニーナ・コステリナの日記
  • 現代の「父と子」に取組んだグラジーリン
  • レニングラードの新人作家
  • 「芸術派」と「思想派」の対立
  • 「失われなかった人間」を求めて
  • ソルジェニツィン『イワン・デニソビッチの一日』
  • 芸術は「ロバの尻尾」か? / 251
  • I
  • 「雪どけ」の十年は何の実りももたらさなかったのか
  • II
  • ふたたびスターリン時代へ?
  • 個人崇拝時代への復帰はもはや不可能だ
  • エフトゥシェンコ『早すぎる自叙伝』
  • だれひとりカフカの名を聞いたこともなかった
  • トワルドフスキーの新作『あの世のチョールキン』
  • 人間疎外の社会を告発するソルジェニツィン
  • ヴォズネセンスキー、アフマドゥリナたちの活躍
  • エフトゥシェンコ-詩人のような詩人
  • フルシチョフ退陣の前後
  • ふたたび新たな「雪どけ」へ
  • アブラム・テルツとはだれか
  • アブラム・テルツはシニャフスキーだった
  • III
  • 前進せよ、ソビエト文学
  • 未来への新たな動き / 307
  • ゴーリキーとマヤコフスキーの死への解明
  • ロシア的不条理の精神を追求するレオーノフ
  • 長篇の愉しみ-グラーニンの『雷雲への挑戦』
  • えせロマンチシズム的虚偽を排す
  • ソビエト文学におけるシベリア
  • ピリニャークとカフカの「市民権」獲得
  • ステリマフの戯曲『正と邪』
  • 『静かなるドン』論の新しい展開
  • ヴェリコススキー論文『熟考への招待』のしめすもの
  • ブイコフの力作『死者に痛みはない』
  • 「アンチロマン」へのカターエフの転身
  • ソビエト文学の「しぶといやつ」
  • ブルガーコフの奇想天外な悪魔物語
  • ソルジェニツィン書簡の衝撃
  • エレンブルグの死
  • あとがき-私とソビエト文学の出会い / 355

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 現代ソビエト文学の世界
著作者等 江川 卓
書名ヨミ ゲンダイ ソビエト ブンガク ノ セカイ
シリーズ名 晶文選書
出版元 晶文社
刊行年月 1968
ページ数 366p
大きさ 20cm
NCID BN06114336
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全国書誌番号
68000880
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言語 日本語
出版国 日本
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