経済地理の一般体系 : 実証理論の範例

除野信道 著

[目次]

  • 目次
  • 第I章 経済地理学の問題と方法 経済地理学の目的-本書において展開される理論の大綱 / p9
  • 第II章 経済人 / p13
  • 第1節 地上における人間の分布 人口調査-人口と国民経済-人口密度と生産との関係-人口の集中と分散にかんする経済理論 / p13
  • 第2節 諸国民の経済的特性(肉体的・精神的素質と経済活動) / p23
  • 第3節 生産活動の量と質 雇用水準と労働時間-産業構造-貧富の地域的懸隔 / p30
  • 第4節 人口の変動 人口の動態-マルサス的社会と非マルサス的社会-可能人口論 / p39
  • 第III章 交通組織 / p48
  • 第1節 地域経済の前提条件たる交通 / p48
  • 第2節 鉄道網と輸送能率 鉄道密度の規定条件-鉄道の生産的価値 / p50
  • 第3節 道路交通 / p61
  • 第4説 船舶交通 海洋交通の量-港湾施設と運河-海上権-船舶建造能力とその実生産量との関係 / p64
  • 第5説 航空輸送事業 / p72
  • 第6説 通信組織 / p75
  • 第7節 国際往来 外国旅行の経済的基礎-外国旅行の世界政治経済的意義-観光事業 / p76
  • 第IV章 製造工業 / p81
  • 第1節 現代的生産の中心たる工業とその地域経済内の地位 工業の高収益力-工業の全生産過程における経済的技術的優位 / p81
  • 第2節 工業生産力の分布と工業部門の構成 工業生産力の国際的比較-軽工業と重化学工業との構成態様-両者の生産性と工業化の進行過程に見られる形態変化-西欧社会における機械工業の伝統-機械工業力と軍事力 / p82
  • 第3節 工業生産力水準そして其の経営規模との関係 工業労働の生産性-経営規模の比較-マンモス企業 / p90
  • 第4節 工業立地 ヴェーバの純粋理論-その実際的適用(とくに日本における立地分析)-工業立地にかんする各国の特徴-立地の国際的選択-立地と生産能率 / p97
  • 第5節 工業生産量の変動と生産構造の変化 / p113
  • 第V章 エネルギー経済 / p118
  • 第1節 エネルギー経済の構造と生産力水準 機械的エネルギー利用と生産-エネルギー消費の国際的比較(量・水準・源泉)-エネルギー消費水準と資本生産力 / p118
  • 第2節 電力事業の経済と水力資源の開発 (発電方式に見られる生産資源の利用形態) / p131
  • 第3節 原子力の利用 / p139
  • 第VI章 鉱業 / p143
  • 第1節 原料供給部門としての鉱業 製造工業と鉱業との関連-鉱物に対する需要と供給-限界採掘地と鉱山地代 / p143
  • 第2節 資源の分布と採掘(燃料・金属鉱物の埋蔵と生産) / p148
  • 第3節 精錬業の立地と鉱業の集積力 鉱業地区-冶金工業 / p163
  • 第4節 鉱業生産額の分析 生産額の測定-資源の利用と労働報酬-労働報酬を規定する事情 / p167
  • 第VII章 農業および畜産業 / p174
  • 第1節 農産物に対する需要 諸国民の食生活の構造-各国のエンゲル係数 / p174
  • 第2節 チューネンの理論と農業地域の構造 生産に対する自然的・人文的諸条件の捨象-孤立化の方法-農業の地域的構造にとって最も基本的な関係-チューネン理論の実証的適用 / p179
  • 第3節 世界の農業 有畜農業-食糧の生産-稲と東洋社会の後進性-原料生産と単一生産 / p185
  • 第4節 農業生産額の分析 農業生産額の測定-耕地の集約的利用と粗放的利用-生産力水準の国際的比較-M・L比 / p204
  • 第5節 農地制度(耕地の広狭と土地所有形態) / p215
  • 第VIII章 地表の利用と森林 / p219
  • 第1節 土地が諸々の用途に配分される原理 / p219
  • 第2節 森林ならびに林業 森林面積-パルプと木材-樹林の伐採-資源保存運動 / p222
  • 第IX章漁業 漁獲の国際的比較-労働報酬水準-漁業協定 / p230
  • 第X章 国際貿易 / p235
  • 第1節 貿易学説の示唆 / p235
  • 第2節 世界の貿易の構造 貿易額-貿易と産業構造-貿易の流れ-国民経済の貿易依存度 / p240
  • 第3節 貿易利益の検討 工業国の農業国との交易条件の変化-貿易による東洋社会の貧窮化-世界市場における労働の不等価交換 / p251
  • 第4節 国際収支と生産活動の水準 / p259
  • 第XI章 国民所得と経済的発展の条件 / p264
  • 第1節 国民所得の分析と経済地理学 / p264
  • 第2節 国民所得の比較 国民所得の国際的比較-国際的配分の不均等性-国民所得水準の相違 / p266
  • 第3節 国民所得水準の規定条件 自然的・社会的条件の意義-特定社会内における所得配分の不均等性と生産-産業構造との関係-労働対土地・労働対資本の関係 / p272
  • 第4節 経済的成長 貧困の悪循環-成長率と資本蓄積 / p287
  • 第5節 国富と景観 / p291
  • 第XII章 経済地理学の発展 経済地理学の沿革-経済地理学における一般的法則-生産の量と質との双方にかんする経済地理学 / p294
  • 付表A(世界経済にかんする主要指標) / p300
  • B(日本経済にかんする主要指標) / p306
  • 統計・図表一覧 / p310
  • 索引 / p313

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 経済地理の一般体系 : 実証理論の範例
著作者等 除野 信道
書名ヨミ ケイザイ チリ ノ イッパン タイケイ : ジッショウ リロン ノ ハンレイ
出版元 古今書院
刊行年月 1961
版表示 3版
ページ数 323p
大きさ 22cm
NCID BN04886611
BN12131431
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全国書誌番号
61009691
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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