蘇るパレスチナ : 語りはじめた難民たちの証言

藤田進 著

パレスチナの人々は、誰によってなぜ、難民化を余儀なくされたのか?人々は、アラブ世界の"混住の論理"こそが、パレスチナ再生の道と信じ、難民キャンプを拠点に「祖国」回復の闘いに立ち上がる。-それは、帝国主義とシオニズム、冷たいアラブと「国際政治」が作り上げた「中東和平」の虚妄性を告発する闘いでもあった。新しいパレスチナ現代史の誕生。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 難民キャンプの原風景
  • 第1章 パレスチナについての証言(1948年の村の戦いとの脱出
  • 老人の抵抗の背景)
  • 第2章 反乱に立ち上がるアラブの民衆(ジハードのもとでの民衆結集
  • ファルハーンの村からの眺め
  • 立ち去ったアラブ農民
  • ユダヤ人入植者とアラブの間の"溝"
  • 貧民街のジハード宣言)
  • 第3章 ユダヤ人の友との別れ(ユダヤ人との平和
  • ユダヤ人の友との別れ
  • シオニズムの正体
  • アル・マンシーヤの最期)
  • 第4章 遠ざかる祖国(遠ざかる祖国
  • 大人たちの熱狂
  • 隣のウンム・イスマーイール
  • ファワーズ少年の難民体験)
  • 第5章 蘇るパレスチナ(蘇るパレスチナ人の抵抗
  • 難民キャンプの革命模様)
  • エピローグ-パレスチナは蘇る

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 蘇るパレスチナ : 語りはじめた難民たちの証言
著作者等 藤田 進
書名ヨミ ヨミガエル パレスチナ
シリーズ名 新しい世界史 12
出版元 東京大学出版会
刊行年月 1989.5
ページ数 320, 10p
大きさ 19cm
ISBN 4130250760
NCID BN03463601
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全国書誌番号
89050980
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言語 日本語
出版国 日本
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