バフチン

桑野隆 著

1920‐30年代のロシアで言語学・詩学・文芸理論に活躍したミハイル・バフチンは、ながらく忘れられた存在であった。だが、構造主義・ロシア記号論の先駆者として光をあてられるとともに、バフチン・ルネサンスが沸き起こった。資料の掘り起しと研究は、彼の思想が今日もつアクチュアリティを生き生きと甦らせたのである。<対話>と<民衆の笑い>(カーニバル)をキーワードとして、バフチンの全体像を描きだす

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 初期バフチン
  • 2 生成の場の記号学(論争の時代
  • 社会学的詩学とは何か
  • 社会的関係のなかで生成する人間
  • イデオロギー学としての記号学
  • 意識と記号
  • 発話の言語学
  • 対話)
  • 3 <サークル>の消滅と後期バフチン(ヴォロシノフとメドヴェジェフ
  • 1930年代以降のバフチン)
  • 4 解放の笑い(小説の言葉
  • 民衆の笑い
  • グロテスク・リアリズム
  • 解放の記号学)
  • 5 <対話>する<若さ>

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 バフチン
著作者等 桑野 隆
書名ヨミ バフチン
書名別名 <対話>そして<解放の笑い>
出版元 岩波書店
刊行年月 1987.1
ページ数 270, 5p
大きさ 19cm
ISBN 4000018566
NCID BN00848891
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全国書誌番号
87019256
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言語 日本語
出版国 日本
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