文学の歴史をどう書き直すのか

日比嘉高 著

既存の思考の呪縛のうちにある、「文学研究」を取り囲む"枠"と格闘し、どうもがいたか。「空間」「文学史」「メディア」をテーマに、全11章で考えていく。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 言葉と空間から考える(身体と空間と心と言葉の連関をたどる-梶井基次郎「檸檬」
  • 文学から土地を読む、土地から文学を読む-菊池寛「身投げ救助業」と琵琶湖疏水
  • 鉄道と近代小説-近松秋江「舞鶴心中」と京都・舞鶴)
  • 第2部 文学作品と同時代言説を編み変える(笑いの文脈を掘り起こす-二葉亭四迷「浮雲」
  • 作品の死後の文学史-夏目漱石「吾輩は猫である」とその続編、パロディ
  • 人格論の地平を探る-夏目漱石「野分」 ほか)
  • 第3部 メディアが呼ぶ、イメージが呼ぶ(声の複製技術時代-複合メディアは"スポーツ空間"をいかに構成するか
  • 風景写真とまなざしの政治学-創刊期『太陽』挿画写真論
  • 誰が展覧会を見たのか-文学関連資料から読む文展開設期の観衆たち)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 文学の歴史をどう書き直すのか
著作者等 日比 嘉高
書名ヨミ ブンガク ノ レキシ オ ドウ カキナオス ノカ : ニジッセイキ ニホン ノ ショウセツ クウカン メディア
書名別名 二〇世紀日本の小説・空間・メディア
出版元 笠間書院
刊行年月 2016.11
ページ数 252p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-305-70823-6
NCID BB22562049
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全国書誌番号
22822630
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言語 日本語
出版国 日本
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