日中の120年文芸・評論作品選  5

張競, 村田雄二郎 編

一九七二年の国交回復を経て八〇年代の日中関係は、歴史認識をめぐる軋轢をはらみながらも蜜月の時代をむかえた。だが天安門事件で良好な関係は暗転し、九〇年代以降悪化しつつある。新しい世紀に入り、世界が多極化し中国が大国化するなかで、作家たちはどのような多様で豊かな未来を託してきたのか。相互理解をもとめ境界を往還する互いのまなざしから、日中関係の現実と可能性を読み解く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 日中国交正常化(日中講和への前提をなすもの
  • 日中復交の"虚"と"実" ほか)
  • 2 蜜月のなかの陰影(流民の記憶
  • 中国再訪(抄) ほか)
  • 3 天安門事件と友好の暗転(しののめの空明かり(抄)
  • 私と中国 ほか)
  • 4 転換期日中関係の軋み(憂慮される中日関係
  • 中日関係の本質と大局 ほか)
  • 5 揺れる日中関係のなかの文学者たち(川端康成とカフカの遺産
  • 男なるものがいないと ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日中の120年文芸・評論作品選
著作者等 中島 健蔵
中野 孝次
加藤 周一
及川 淳子
司馬 遼太郎
堀田 善衛
孫 平化
宮崎 市定
山崎 豊子
張 競
張 香山
有吉 佐和子
村田 雄二郎
水上 勉
永井 陽之助
田辺 聖子
竹内 好
船橋 洋一
蕭 向前
衛藤 瀋吉
遠藤 三郎
鈴木 英司
陳 舜臣
黒井 千次
書名ヨミ ニッチュウ ノ ヒャクニジュウネン ブンゲイ ヒョウロン サクヒンセン
書名別名 蜜月と軋み : 1972-
巻冊次 5
出版元 岩波書店
刊行年月 2016.7
ページ数 346p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-00-027225-4
NCID BB21734251
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22777425
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 中国語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
"虱"だらけの指導者・胡耀邦 山崎 豊子
「血で書かれた事実」は隠せない 陳舜臣
しののめの空明かり〈抄〉 水上 勉
にわかチャイナ・ウォッチャーの感慨 島田雅彦
ユートピアの消滅〈抄〉 辻井喬
万年一等兵の靖国神社 古山高麗雄
中国と日本の未来 王安憶, 飯塚容
中国の悲劇〈抄〉 中嶋嶺雄
中国を叱る 宮崎 市定
中国再訪〈抄〉 加藤 周一
中日国交正常化前後 張香山, 鈴木英司
中日平和友好条約一〇周年の随想 及川 淳子, 孫 平化
中日関係の本質と大局 馮昭奎, 及川 淳子
二〇〇二年の北京 瀬戸内寂聴
元陸軍中将、五度の訪中から帰って 遠藤 三郎
内部〈抄〉 船橋洋一
北京の布靴 黒井 千次
善隣友好を擁護し、経済協力を強化しよう 及川淳子, 蕭向前
大国におもねらず小国も侮らず 衛藤瀋吉, 衞藤瀋吉
小説家であることの共通性 中村文則
川端康成とカフカの遺産 余華, 飯塚容
愛するがゆえに愛する 舘野雅子, 閻連科
憂慮される中日関係 及川 淳子, 孫 平化
憎しみに未来はない〈抄〉 及川淳子, 馬立誠
新世紀の第一歩 溝口雄三
新旧両面 中野 孝次
日中復交の"虚"と"実" 永井 陽之助
日中講和への前提をなすもの 中島 健蔵
日本の若い世代に希望を託す 杜宣, 及川 淳子
東風は西風を圧倒したか 辺見 庸
民主化 加々美光行
流民の記憶 司馬 遼太郎
理性の困惑と理性の怯懦 蘇暁康, 辻康吾
男なるものがいないと 津島佑子
私と中国 田辺 聖子
胡耀邦さんと極東国際軍事裁判 山崎豊子
茅盾氏のこと 堀田善衛, 堀田善衞
解剖の刃を己に 張承志, 張承志, 梅村坦
訪日散記 王蒙, 飯塚容
謎だらけの国 有吉 佐和子
講和の原点 竹内 好
近代化の一面 中野 孝次
近百年の中日関係とその歴史的教訓〈抄〉 張海鵬, 及川 淳子
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想