21世紀に安部公房を読む

李先胤 著

『壁』、『第四間氷期』、『砂の女』など多くのテクストに繰り返し登場する水の表象と、流動する世界を描いた作品群から、固定概念をゆるがすもの=「怪物」としての文学を考察。時代の転換期に成長し、戦後復興とともに創作を続けた作家の思想を、9.11、3.11を経て世界に読み直す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 安部公房の思想と時代
  • 第1章 "怪物性"という概念と安部公房の文学論
  • 第2章 水の表象と暴力
  • 第3章 裁きと排除の空間
  • 第4章 「水」と「変形」をめぐる科学的言説の射程
  • 結語 水の波動、転換期を渡る方舟-科学の言説による詩学

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 21世紀に安部公房を読む
著作者等 李 先胤
書名ヨミ ニジュウイッセイキ ニ アベ コウボウ オ ヨム : ミズ ノ ボウリョクセイ ト リュウドウ スル セカイ
書名別名 水の暴力性と流動する世界
出版元 勉誠
刊行年月 2016.7
ページ数 308p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-585-29115-2
NCID BB21708772
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全国書誌番号
22777428
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言語 日本語
出版国 日本
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