看護技術の基礎となるバイタルサインの測定、健康状態の評価、安全性の向上、無菌状態の維持、薬剤の投与、外科患者のケアを紹介。患者の生理的要求、すなわち衛生、皮膚の統合性と創傷ケア、活動、安楽、栄養、排尿、排便、酸素化、体液・電解質・酸塩基平衡、神経系のケア、心血管系のケア、検体採取に焦点をあてる。統合的事例検討に取り組むことで、クリティカル(客観的、分析的、論理的)に考え、創意工夫し、患者の複合的なニーズを考慮し、ケアの優先順位を適切に判断できるようにする。最終的に看護学生や看護師が日々の臨床実践の場で発生する複雑な状況への対応準備ができるように構成されている。
「BOOKデータベース」より