すし天ぷら蕎麦うなぎ

飯野亮一 著

日本料理の基礎が出来上がった江戸時代。後期に入り経済事情が安定すると、ふだんの食事にも胃袋を満たす以上のものが求められるようになる。こうした中で生まれ、洗練されていったのがすし、天ぷら、蕎麦、うなぎだ。腕利きの料理人が現れると、食べ手にも粋人が現れる。この両者が出会い、食の世界に変革がもたらされていった。たとえば、日本橋南詰の天ぷら屋台の名店「吉兵衛」の客が、隣り合わせた屋台のかけ蕎麦に天ぷらを浮かべることを思いつく、といった具合に-。膨大な史料を読み解き、江戸四大名物食誕生の知られざる歴史に迫る、江戸食文化史の決定版!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 食べ物商売の繁盛と四大名物食
  • 第1章 そば屋の誕生と発展(そば屋の誕生
  • そばの名店の誕生 ほか)
  • 第2章 蒲焼屋の誕生と発展(蒲焼のはじまり
  • 蒲焼屋と江戸前鰻 ほか)
  • 第3章 天麩羅屋の誕生と発展(屋台店で売りはじめた天麩羅
  • 天麩羅屋台店の繁盛 ほか)
  • 第4章 握りずし屋の誕生と発展(握りずしのルーツはなれずし
  • 江戸の町にすし店あらわる ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 すし天ぷら蕎麦うなぎ
著作者等 飯野 亮一
書名ヨミ スシ テンプラ ソバ ウナギ : エド ヨンダイ メイブツショク ノ タンジョウ
書名別名 江戸四大名物食の誕生
シリーズ名 ちくま学芸文庫 イ54-2
出版元 筑摩書房
刊行年月 2016.3
ページ数 382p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09727-9
NCID BB20900209
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全国書誌番号
22738117
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言語 日本語
出版国 日本
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