磁石の発明特許物語

鈴木雄一 著

日本の磁石は世界の先頭を走っていた。本多光太郎のKS磁石鋼を皮切りに、三島徳七がMK磁石鋼、増本量らがNKS磁石鋼、渡辺三郎がFW磁石鋼を発明し、加藤与五郎と武井武は世界初のフェライト磁石を発明した。六人の先覚者が次々と新しい磁石を発明し、磁石は日本のお家芸であったが、第二次世界大戦が終わってみると、日本は世界から大きく水を開けられていた。日本の磁石の栄光を回復したのは、鉄・ネオジム・ボロンを巧妙に組み合わせて佐川眞人が発明した希土類化合物磁石である。本書は、わが国の磁石の歴史を主に特許の立場から綴ったものである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1話 本多光太郎とKS鋼
  • 第2話 三島徳七とMK鋼
  • 第3話 増本量とNKS鋼
  • 第4話 渡辺三郎とFW鋼
  • 第5話 加藤与五郎・武井武とフェライト磁石
  • 第6話 トップの座に返り咲く

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 磁石の発明特許物語
著作者等 鈴木 雄一
書名ヨミ ジシャク ノ ハツメイ トッキョ モノガタリ : ロクニン ノ センカクシャ
書名別名 六人の先覚者
出版元 アグネ技術センター
刊行年月 2015.6
ページ数 118p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-901496-80-3
NCID BB18875324
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全国書誌番号
22602150
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言語 日本語
出版国 日本
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