転換する支配構造 : 安倍政権的なもの

唯物論研究協会【編】

急激かつ大規模に改変されようとしている"国のかたち"日本は今どこへ、向かっているのか?「戦後日本」の大転換をめざす安倍政権の特殊性と普遍性を、歴史的に把握し、統治、社会保障、経済、教育の面から分析。新自由主義と軍事大国化からの転換の可能性と課題を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 特集 転換する支配構造-安倍政権的なもの(『標的の村』が呼び起こす市民の力-監督三上智恵さんに聞く、沖縄の危機、日本の危機
  • 安倍政権と戦後システムのゆらぎ-同一の未解明の歴史的課題のさまざまな解き方
  • 安倍政権と日本の貧困-弱者を憎む強者
  • "教育の政治化"の力学-民主主義と立憲主義の危機
  • 成長戦略とコーポレート・ガバナンス-日本経済の構造変化と株主価値重視経営)
  • 思想のフロンティア(ミヒャエル・ハインリッヒによる「『資本論』の新しい読み方」-『価値の科学』の論理構造
  • 規範・欲望・承認-ピピン、マクダウェル、ブランダムによるヘーゲル『精神現象学』「自己意識章」の規範的解釈)
  • レヴュー・エッセイ(日本近代の自己認識-諭吉の愉快と漱石の憂鬱
  • 福島/市民から見た映画「ハンナ・アーレント」)
  • 研究論文(マルクス「小経営的生産様式」論の再検討-「小農理論」の視座から
  • 公的領域の可謬性と抵抗としての活動-H.アレントにおける「始まり」の恣意性と市民的不服従について)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 転換する支配構造 : 安倍政権的なもの
著作者等 三上 智恵
三崎 和志
中田 康彦
唯物論研究協会
大河内 泰樹
平子 友長
後藤 道夫
柴田 努
竹内 真澄
間庭 大祐
隅田 聡一郎
雨宮 昭一
渡部 純
書名ヨミ テンカンスルシハイコウゾウ : アベセイケンテキナモノ
シリーズ名 唯物論研究年誌 第19号
出版元 大月書店
刊行年月 2014.10.21
ページ数 250p
大きさ 21cm(A5)
ISBN 978-4-272-43909-6
NCID BB16996634
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言語 日本語
出版国 日本

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