露出せよ、と現代文明は言う : 「心の闇」の喪失と精神分析

立木康介 著

凶悪犯罪のたびにメディアで語られてきた「心の闇」。しかし現代の犯罪者は、ほんとうに「心の闇」をもっているのだろうか。むしろ彼らの心に「闇」がないことが問題なのではないか。私たちの心から「闇」が失われつつある。それこそが、現代の危機、心の危機をもたらしているとしたら?ラカン派の俊英が問う衝撃の評論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「心の時代」とはどういう時代か
  • 第2章 他者は近く、そして遠く
  • 第3章 子どもの国のヰタ・セクスアリス
  • 第4章 コンテンツなき身体、思考なき無意識
  • 第5章 フォン・ハーゲンスのアートと「二つの死のあいだ」
  • 第6章 精神分析の詩学-メタファーと心的空間
  • 第7章 症状なき主体は彷徨う
  • 第8章 エビデンスの光のなかで

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 露出せよ、と現代文明は言う : 「心の闇」の喪失と精神分析
著作者等 立木 康介
書名ヨミ ロシュツ セヨ ト ゲンダイ ブンメイ ワ イウ : ココロ ノ ヤミ ノ ソウシツ ト セイシン ブンセキ
出版元 河出書房新社
刊行年月 2013.11
ページ数 301p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-309-24637-6
NCID BB14126212
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全国書誌番号
22334069
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言語 日本語
出版国 日本
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