日本中世都市の世界

網野善彦 [著]

公権力の及ばない「無縁」の地で職人や芸能民などの非農業民が構築・統制した流通・金融・商業の自立的な組織。中世考古学や文献史学などを援用した多角的視点から市場原理や自治等の諸問題を実証的に探究、「無縁」論をめぐる思索の全容を描出する。都市民による交流と文化の場としての新たな中世社会像を提唱した。記念碑的論集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 都市的な場(中世における「無縁」の意義
  • 若狭の駆込み寺-万徳寺の寺法をめぐって
  • 「公界」と公界寺
  • 歴史と自然・河海の役割-『そしえて21』の発刊によせて)
  • 第2部 都市論(中世都市論
  • 鎌倉の「地」と地奉行
  • 西の京と北野社
  • 伊勢国桑名
  • 近江国堅田
  • 近江国船木北浜
  • 備後国「草戸千軒」
  • 中世都市研究の問題点と展望)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本中世都市の世界
著作者等 網野 善彦
書名ヨミ ニホン チュウセイ トシ ノ セカイ
シリーズ名 講談社学術文庫 2189
出版元 講談社
刊行年月 2013.9
ページ数 505p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-06-292189-3
NCID BB13403805
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全国書誌番号
22301242
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言語 日本語
出版国 日本
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