フィリス・G・ジェスティス 著 ; 川野美也子 訳
ローマ帝国の分裂後、小国家間の闘争や侵入者との攻防により、戦乱の時代を迎えた西洋中世。政治、経済、宗教はすべて戦闘を優先して営まれ、人々は闘いの中で技術を育み、社会の規律を整えていった。十字軍の遠征、百年戦争、薔薇戦争、コンスタンティノープルの攻防等の大きな会戦から、小さな武力衝突や反乱に至るまで、個々の軍事的指導者たちの活躍を評価しつつ、用いられた戦術や兵器の進化を辿り、原始的な争いが近代的に洗練されてゆく様をつぶさに描く。
「BOOKデータベース」より
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