10歳ではじめて酔っ払い、14歳で初のブラックアウト。15歳でクスリを始めた。クラック、スピード、LSD…ある日ブラックアウトから目を覚ますと、前歯がなく、鼻の骨が折れ、血まみれで飛行機の中にいた。なにがあった?なぜここにいる?どうやったら逃げられる?ぼくはいったいだれだ?アルコールとドラッグ漬けのイカれた連中ばかりが集まる矯正施設で、ぼくを治そうというイカれた人々。無理だ、やめてくれ、生きる価値などないんだから-。記憶のかけらを一つ一つ拾い集めながら、自分自身を取り戻していく23歳の青年の魂の軌跡。全世界に衝撃と感動を呼び起こした半自伝的ベストセラー。
「BOOKデータベース」より