青春の柳宗悦 : 失われんとする光化門のために

丸山茂樹 著

海軍少将柳楢悦の三男として生まれる。学習院在学中、白樺派に参加。朝鮮美術に注目し、陶磁器や古美術品を蒐集し、1924年、京城(現、ソウル)に朝鮮民族美術館を設立。李氏朝鮮時代の景福宮の光化門の取壊しに反対する評論を『改造』に寄稿する。光化門は破壊撤去から救われた。柳宗悦の生きた時代、支配する側の国民でありながら支配されている側の痛みを感じ、種々発言を繰返すことは、また公然と批判することは、日本人といえども恐ろしい処罰を覚悟してのことだった。生誕120周年記念出版。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 地平線
  • 学習院
  • 桃園
  • 白樺
  • 兼子
  • 夕月
  • 我孫子
  • リーチ
  • 手賀沼
  • 石窟庵
  • 高麗と李朝
  • 白樺コロニー
  • 朝鮮人を想う
  • 留学生
  • 京城市
  • 朝鮮民族美術館
  • 斎藤総督
  • アゲハ蝶
  • たった一人
  • 停滞
  • 大地震
  • 光化門を出でてゆく

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 青春の柳宗悦 : 失われんとする光化門のために
著作者等 丸山 茂樹
書名ヨミ セイシュン ノ ヤナギ ムネヨシ : ウシナワレン ト スル コウカモン ノ タメニ
出版元 社会評論社
刊行年月 2009.7
ページ数 448p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7845-0585-2
NCID BA90816937
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全国書誌番号
21631771
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言語 日本語
出版国 日本
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