北東アジアのなかのアイヌ世界

榎森進, 小口雅史, 澤登寛聡 編

法政大学プロジェクトの成果。上巻に続き、近世編として4部21編で構成。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 北東アジアのなかのアイヌ世界-課題と梗概
  • 第1部 北東アジアのなかのアイヌ社会(蝦夷錦と北のシルクロード
  • 東アジアの歴史世界におけるアイヌの役割
  • 樺太アイヌの木製品における刻印・人面の信仰的意義-事例と考察)
  • 第2部 北海道アイヌの文化と秩序(考古学から見たチャシの年代観
  • タマサイ・ガラス玉に関する型式学的検討
  • 「ツクナイ」と「起請文」
  • 「ウイマム」と「御目見」にみるふたつの認識論
  • 場所請負制下のアイヌ社会-場所における生産と労働
  • 日本近世の蝦夷地シコツ・イシカリ・サルの地域的特質
  • 法政大学本『蝦夷島奇観』の一について
  • 松浦武四郎の地誌・地図作製とアイヌ民族-『天塩日誌』を素材として)
  • 第3部 本州アイヌと幕藩制(本州アイヌの考古学的痕跡
  • 近世前期における弘前藩のアイヌ支配と藩意識-「御目見得」「差上」‐「被下」事例の分析から
  • 幕府巡見使と本州アイヌ-享保二年巡見使にみる「〓(ぎん)」の「差異」化と応接体制
  • 青森県内所在の蝦夷錦について)
  • 第4俵董蝦夷地の和人と幕藩制(『新羅之記録』の形成過程に関する一考察
  • 松前藩主の象徴的基盤と神話・芸能-松前神楽の儀礼構造にみる
  • 「蝦夷地之制札」設置方針に関する若干の考察
  • 天保改革と松前における旅芝居興行-越後の「中村清治」一座を素材として
  • 秋田土崎湊と松前蝦夷地との商品流通の実態-近世後期の事例を素材として
  • 蝦夷地・和人地・内地をめぐる流通システムとその再編-幕末期江差を中心として)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 北東アジアのなかのアイヌ世界
著作者等 中村 和之
佐々木 利和
佐々木 史郎
坂田 美奈子
塩屋 朋子
宇田川 洋
小口 雅史
小田 寛貴
山田 志乃布
川上 真理
市毛 幹幸
新藤 透
木村 涼
榎森 進
浪川 健治
渡部 賢
澤登 寛聡
瀧本 壽史
長澤 政之
関根 達人
高橋 亜弓
書名ヨミ ホクトウ アジア ノ ナカノ アイヌ セカイ
シリーズ名 アイヌ文化の成立と変容-交易と交流を中心として 下
出版元 岩田書院
刊行年月 2008.11
ページ数 555p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-87294-532-4
NCID BA88158218
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21549687
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「ウイマム」と「御目見」にみるふたつの認識論 坂田美奈子
「ツクナイ」と「起請文」 渡部 賢
「蝦夷地之制札」設置方針に関する若干の考察 澤登 寛聡
『新羅之記録』の形成過程に関する一考察 新藤 透
タマサイ・ガラス玉に関する型式学的検討 関根達人
北東アジアのなかのアイヌ世界 榎森 進
北東アジアのなかのアイヌ社会
北海道アイヌの文化と秩序
場所請負制下のアイヌ社会 長澤政之
天保改革と松前における旅芝居興行 木村涼
幕府巡見使と本州アイヌ 浪川健治
日本近世の蝦夷地シコツ・イシカリ・サルの地域的特質 市毛 幹幸
本州アイヌと幕藩制
本州アイヌの考古学的痕跡 関根達人
東アジアの歴史世界におけるアイヌの役割 佐々木 史郎
松前藩主の象徴的基盤と神話・芸能 川上真理
松浦武四郎の地誌・地図作製とアイヌ民族 山田志乃布
樺太アイヌの木製品における刻印・人面の信仰的意義 北原次郎太
法政大学本『蝦夷島奇観』の一について 佐々木 利和
秋田土崎湊と松前蝦夷地との商品流通の実態 塩屋朋子
考古学から見たチャシの年代観 宇田川 洋
蝦夷地、和人地、内地をめぐる流通システムとその再編 山田志乃布
蝦夷地の和人と幕藩制
蝦夷錦と北のシルクロード 小田 寛貴, 中村 和之
近世前期における弘前藩のアイヌ支配と藩意識 高橋亜弓
青森県内所在の蝦夷錦について 瀧本 壽史
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