土器の民族考古学

後藤明 編

時間的にも地域的にも最も偏在的な考古学資料である土器をテーマに、考古学者自らが民族学的フィールドワークを行い、人間行動と物質文化との間に見いだされる規則性を、過去の考古学的現象の解釈に運用しようと試みる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 土器製作の技法と身体(エチオピア西南部における土器職人のテクノ・ライフヒストリー-人生の軌跡に技術の変化をあとづける試み
  • フィリピン・ルソン島山地民の土器製作技術の一考察-語りえぬものの民族誌に向けて
  • 民族誌事例から見た土器つくりと弥生土器生産体制
  • 稲作農耕民の覆い型野焼きの基本特徴とバリエーション)
  • 第2部 社会的生産物としての土器(現代台湾における民族表象としての土器
  • 消えた土器と残った土器-ボルネオ島東海岸のサマ人による土器焜炉の利用と背景
  • 土器の喪失?オセアニアの場合
  • 東部インドネシア・マレ島における土器製作システム-"海上・土器製作=交易者"システムに埋め込まれた土器製作)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 土器の民族考古学
著作者等 大西 秀之
小林 正史
小野 林太郎
後藤 明
石村 智
角南 聡一郎
金子 守恵
長友 朋子
書名ヨミ ドキ ノ ミンゾク コウコガク
出版元 同成社
刊行年月 2007.7
ページ数 141p
大きさ 27cm
ISBN 978-4-88621-398-3
NCID BA82676901
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全国書誌番号
21273395
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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