古代歌謡の終焉と変容

飯島一彦 著

本書は、いわゆる古代歌謡が終焉を迎え、いずれ中世歌謡へと移り変わっていく歌謡の変容の様態を、平安宮廷をその大きな舞台と捉えて、特徴的ないくつかの事象から描き出そうとしたものである。以下にその概要と、どのような姿勢で取り組んだかを示す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 古代歌謡の終焉-『琴歌譜』と大歌(古代地方歌謡・藝能の変容-担い手の側面から
  • 「琴歌」考-『琴歌譜』の題名の意味
  • 『琴歌譜』歌謡の終焉-『琴歌譜』と「大歌」
  • 大歌・小歌論・平安朝の小歌)
  • 第2章 古代歌謡の変容(悠紀主基風俗歌の変容
  • 和歌と歌謡
  • 清暑堂御神楽成立考
  • 平安京の諸処の神楽
  • 東三条神楽成立考
  • 東遊の変容
  • 畏るべき天皇像-天智天皇伝承と「朝倉」
  • 「駒の遊び」-『うつほ物語』から)
  • 第3章 古代歌謡への憧憬と逸脱(ウタの美への憧憬-新出の『梁塵秘抄』断簡
  • 四大声聞いかばかり-王権の幻想
  • 南宮の今様圏
  • ウタの自立-『梁塵秘抄』第四五七番歌から
  • 王権と歌謡-古代の終焉と中世の始まり)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 古代歌謡の終焉と変容
著作者等 飯島 一彦
書名ヨミ コダイ カヨウ ノ シュウエン ト ヘンヨウ
出版元 おうふう
刊行年月 2007.3
ページ数 335p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-273-03430-6
NCID BA82130522
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21292836
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想